2024-11-13

もし競争相手が誰もおらずライバル店が何処にもなかったら、あなたに依頼がくる???

ラーメン屋さんであれ、整体院であれ、便利屋さんであれ、お客様を獲得するのは大変です。地域にはライバルが沢山いて、日々競争を繰り広げています。

では逆に、もしもライバルが誰も何処にもいなくて、あなたのいる地域にその業種では、あなた一人だけが営業をして競争相手が誰も何処にもいなかったら、あなたは沢山お仕事が受注できますか?

これから事業を始めようとする人のSNSやブログなどで「都会はライバルが多いから無理」とか「既に以前からいるお店があるから新人が入り込むのは無理」などと書かれているのを見かけます。

でもそうでしょうか?
もし地域にライバルが少なく、あなたしかその業務をしていなかったら、注文が沢山くるとか、仕事の依頼が受注できるのでしょうか?

たぶん、決してそんなことはないと思います。「競争相手がいなければ依頼を獲得できる」なんて考えるのは安易すぎます。

逆に競争相手がいるからこそ受注できる場合がほとんどです。
もしかしたらお客様があなたやあなたのお店をを選ぶ基準は、
「既存のライバル店よりも親切だった」
「既存のライバル店よりも能力が高かった」
「既存のライバル店よりも費用が安かった」
「既存のライバル店よりも連絡すれば直ぐにつながった」
「既存のライバル店よりも手続きが迅速だった」

お客様があなたに依頼するには、必ず理由があります。
でも、それは比較対象があるからこそです。

もし、あなたのいる地域にライバル店がなくて、あなた一人だけの状態で、競争原理が働かなかったらどうなりますか?

「依頼をもらうために、あれこれ工夫を凝らしますか?」
「依頼をもらうために、お金をかけて宣伝しますか?」
「依頼をもらうために、安売りをしますか?」

たぶん、しないと思います。
競争原理が働かないということは、安売りさえする必要がありませんからね。

そう、重要なことは既存の競争相手がいるからこそ、自分に依頼してもらうメリットを考えるものです。競争相手がいればいるほど、依頼をもらうために、頭を使い工夫しますから。

あぁ、でも安易な安売りは絶対にダメですよ。安売りするにしても、例えば、安売り競争に巻き込まれない為に品質を上げるとか工夫をしましょう。

あなたがお客様に選ばれるためには、競争相手、ライバル店があってこそ、頭を使い、戦略を考えることになります。

あなたのお店のホームページ制作、リニューアルを考えているなら、当事務所へご相談下さい。

前後の記事